企業価値の向上には、電動化時代も含めた長期的なキャッシュ・フローの安定的な成長と資本効率の向上が不可欠であり、これらを実現するロードマップを発信すると共に、Hondaの将来性が資本市場に浸透する事が重要と考えています。
 

そのためには、株主や投資家をはじめとしたステークホルダーの皆様に、経営の方向性が正しく理解され評価頂けるよう、経営陣が主体となり、イベントや個別対話等を通じて、これまで以上に対話を積極的に行っていきます。


また、対話を通じて資本市場が求めていることや関心のあることを経営陣が直接把握し、これをステークホルダーの皆様からの貴重なフィードバックとして経営に活かしながら、さらなる企業価値の向上へつなげていきます。

2025年3月期 イベント・対話実績

国内外の株主ならびに投資家に向け、当社グループの事業内容等に対する理解を深めていただくために、同時通訳を活用した決算説明会を年4回実施しており、本決算においては、取締役 代表執行役社長も登壇しています。


なお、会見に参加できない方に向けては、説明会の議事録を日本語と英語にて公開しています。また、取締役 代表執行役社長による会見や、事業説明会、技術説明会、現場訪問取材会などを開催しています。


さらに、証券会社と共同で個人投資家向け説明会を開催しています。

個別対話に関しては、経営陣に加え、IR部門にて積極的に行っており、バリュー投資家、グロース投資家、証券アナリストなどを中心に面談を行っております。
IR部門はCFO管轄の下、経理・財務のみならず、広報、総務、購買、営業などの多様なバックグラウンドを有したメンバーで構成されており、通常の投資家・アナリスト対話に加えて、議決権行使、およびESGに関する対話にも対応しております。

2025年3月期 個別対話実績

対話

2024年3月期

2025年3月期

投資家・アナリスト対話数

1,012

1,373

投資家対話数

920

1,273

アナリスト対話数

92

100

カンファレンス参加数

14

14

投資家・アナリストの関心事項 および社内へのフィードバック

ステークホルダーの皆様との対話を通じて関心事項を把握し、これを貴重なフィードバックとして社内に展開する事で経営戦略の策定に活かしております。

2025年3月期 投資家・アナリストの主な関心事項

カテゴリー

主な関心事項

四輪事業

市場別の需要状況

HEVの販売状況

二輪事業

ICE事業の展望

収益体質の持続性

電動化

BEV市場鈍化に対する考え方

電動化戦略の推進状況

株主還元

株主還元の考え方

その他

PBR1倍へのロードマップ

米国新政権による関税影響

中国事業の展望について

自動車の知能化・電動化時代に向けた戦略的パートナーシップ

社内フィードバックイメージ

概念図

投資家・アナリストの皆様のご意見、関心事項などについては、タイムリーに経営陣に報告するとともに、関連部門にも情報共有し、企業価値向上に向けた戦略策定の参考にしております。

社外からの評価

公益社団法人 日本証券アナリスト協会

(2025年3月期選定)
「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」
自動車・同部品・タイヤ業種にて総合2位(同業種21社中)
全18業種293社の中から「ディスクロージャーの改善が著しい企業」(全体で5社のみ)に選定

【ご参考】 IR関連資料(2025年4月時点)